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NO.0716 豆知識ーノロとインフルー

いよいよ日が短くなり日中は少々焦ってしまいますが、夏とは2時間違います
ので、かなり差を感じてしまいます。別に焦ることもないのですが、なぜか気
忙しく感じてしまいます。不思議ですね!

“冬枯れ”という言葉があります。そのまま冬になって草木が枯れ果てること、
またはその寒々とした冬の景色という意味です。これは植物が生気を失い、枯
れるということなのですが、庭の花々も同様に水をあげませんと冬枯れします。
パンジーもビオラも枯れていきます。当たり前のことですが寒いのではなく水
が足りなくなるのです。これはお肌も同じで水分が足りなくなりますと老化が
促進されていくのです!今日はパンジーを見ながらつくづく“枯れる”という
ことを感じました!

さて今回は冬流行するトラブルを勉強してみたいと思います。すでにノロウィ
ルスに茨城県の認定こども園で園児122名、職員9名が感染して嘔吐や下痢
などの症状で大変な騒ぎになっています。冬場はこのノロウィルスとインフル
エンザが最も身近なトラブルになってくるのですが、先ずはノロウィルスにつ
いて勉強してみましょう。冬場の食中毒のおよそ9割を占めるといわれている
ノロウィルスは、ウィルスですから他の細菌に比べてもとても小さく、人の腸
管でだけ増殖するという独自の性質を持っています。他の食中毒の菌は梅雨や
夏場に起こることが多いのですが、ノロは冬にピークを迎えるという生態を持
っています。一般的に食中毒は、菌が付着した食品の中で増殖しますので、培
養もできるものだそうですが、ノロウィルスは食品中では増殖せず人腸管内で
のみ増殖する特徴があります。しかも培養ができず、感染力が高く、飛沫感染
してしまいますので、クシャミ、つば、吐しゃ物などが感染原因になるようで、
学校などではノロウィルス対策として吐しゃ物の処理法など、しっかりマニュ
アル化してあるところも多いようです。また牡蠣をはじめ、アサリやホタテ、
赤貝などの二枚貝は海水中で内臓にノロウィルスを蓄積する場合があるので生
食はリスクが高くなります。美味しい時期ではありますがノロウィルスの活性
時期の冬場は火を通して食べてもらうのが安心です。

ノロウィルスは1968年アメリカのオハイオ州ノーウォークの小学校で起き
た集団急性胃腸炎の患者の便から検出され“ノーウォークウィルス”と呼ばれ
ていたようですが、2002年ウィルス学会でノーウォークウィルスの頭文字
からノロウィルスと承認されたそうです。このノロウィルス、2006年と2
012年の大流行の時では型が異なり、新型に変異しているのだそうで、オー
ストラリアのシドニーで発見された2012年のウィルスを“シドニー201
2”と名付けているようです。日本でも2012年1月に確認され、2006
年のものと比べたところ、消化器官にとりつきやすくなっていたことが確認さ
れています。感染率が高く潜伏期間が10数時間~数日で発症!乳幼児やご年
輩の方は重症化することもあるようですが、90%以上の患者は自宅で安静に
して対応するのが一番のようで、これといった治療法はないということですか
ら、水分をしっかり摂っていただくことが重要になります。ただしお茶や水だ
けでは下痢や嘔吐が繰り返された場合、体内塩分が薄くなってしまうため、径
口補水液やスポーツドリンクが良いようです。NGは吐気止めや下痢止めです!
これらは体内でウィルスが増殖してしまう危険性がありますので十分にご注意
ください。

次に冬といえばインフルエンザですね!こちらも当たり前のこととして復習し
てみましょう。インフルエンザはインフルエンザウィルスによるウィルス性呼
吸器感染症です。以前にも勉強しましたが、インフルエンザウィルスにはA、
B、C型があります。一般的な風邪とインフルエンザの違いは、風邪が緩やか
に発熱してクシャミ、鼻水、鼻づまりなどの症状が伴い、結構長引く人が多い
のに対し、インフルエンザに感染すると、突然の38℃以上の高熱と関節痛、
筋肉痛、頭痛などの症状が現れます。しかも脳炎や肺炎などと合併して重症化
することもあります。重症化というと怖い気がしますが、ノロウィルスと違い
インフルエンザには抗インフルエンザウィルス薬がありますので、インフルエ
ンザかどうか検査をしてそうであれば抗インフルエンザ薬を服用することで症
状は2~3日で改善に向かいます。ただし服用には年齢も関係してくるようで
すので、できるだけ防ぐことが望ましいようです。もちろん予防接種も効果的
ですが、インフルエンザの型によっては効果がない場合もあるようです。ノロ
ウィルスもインフルエンザも冬場が一番感染しやすいので、予防としてはうが
い、手洗いの励行と体力をしっかりつける生活習慣が大切な予防法となります。
特に手洗いはノロウィルスに関してとても重要で、指の間までしっかり洗った
方が良いとされています。そして外出の際は、やはりマスクが良いようです。

忙しい年末、くれぐれもノロウィルスやインフルエンザに感染しないように、
今回は復習してみましたが、こればかりはどんなに対策をしても防ぎきれない
こともありますので、一応の知識を持って対応していきましょう。また、免疫
力低下につながる習慣に夜更かしがあります。特にこれからの時期、心当たり
のある方、私を含めてですが、心がけて注意しましょうね!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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