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NO.0564 豆知識―グリチルリチン酸(甘草)はステロイドと同じ作用?―

9月中旬になりましたが、30℃を超える気温の日が続いています。
秋の服装の方は通勤時間帯には見受けられない状況ですね!
まったく季節感のない9月中旬です。それでも夕方はなんだか過ごし やすくなっていますね。やはり秋風にはなっているようです。
そんな今年は急に冬になってしまうかもしれません…。

さて今回は“グリチルリチン酸(甘草)”はステロイドと同じ作用!
という疑問についてお話ししたいと思います。
といいますのも、 グリチルリチン酸(甘草)についてステロイド様の作用と副作用について 問題視するアトピーサイトがPC上に結構あるのです。
実際に このようなサイトをご覧になった方で、アトピー肌の方は、不安や不信を 抱くと思いますので、はたしてグリチルリチン酸はステロイドと同じで、 副作用が発生するのかというところを少し勉強していきたいと思います。

まず、体内の副腎皮質から産生されるホルモンを副腎皮質ホルモンと いいます。

このホルモンは体内外の炎症の抑制や炭水化物の代謝、たん ぱく質の分解、血液の電解質のレベル、免疫反応などに広く生理学的に 関わっているホルモンで、ストレスや病原などによって分泌されます。
大きく糖質と鉱質のタイプに分けられ、それぞれ特徴的な働きをします。

この副腎皮質ホルモンは、米国のフィリップ・ショウォルター・ヘンチ 博士(他1名)が1948年に発見して1950年にノーベル生理学、 医学賞を受賞しました。
その後多くの病気に対して驚くほどの効果を あげていきますが、私の記憶では効果がすぐに出るということで、皮膚科
では昔かなりの量を患者さんに渡していたようで、中には皮膚トラブルも ないのに肌がすべすべになる、化粧のりが良くなる、何にでもすぐに 使用する等、乱用される方が増え、約30数年前にはその副作用が大々的に アピールされました。

その時は雑誌などでも特集が多く組まれ、副作用で すさまじい状況の方の写真やコメントが市場に出回りました。
それまで 安易に使用していた方々も驚いて使用を中止する、アトピーなどトラブル の方々も使用を中止するという事態が発生して、私も副作用で顔、身体に すごい炎症を持った方の対応をすごい数担当させていただきましたが、 すさまじいことでした。副作用は強弱あり、目を覆いたくなるような方も たくさんいらっしゃいましたし、急に使用を中止して入院してしまわれる 方も多数出ました。そんな体験を5年近くしましたでしょうか?

皮膚科の 先生も患者さんのステロイドに対する不安、不信からご苦労された時期 だったことと思います。その間に“副作用がない、弱い”という非ステ ロイド、偶然発見されたプロトピック等ステロイド以外の薬を使用される 方が多くなりましたが、当然すべての薬には使用によっての副作用は 必ずあります。
しかし実際に使用しなければならない方も多いのです。
そのためにもきちんと考えながら使用していくことが大切になります。
ただし、私がお客様との対応で感じたことは、皮膚トラブルは小さい 頃から先ず自然治癒を優先してほしいということです。もちろん代替えの 紫雲膏や桃肌爽などは必要かと思いますが、なぜこのトラブルが発生 するのかを、その方の状況から改善していかなければならないと思います。

そんな絶対的効果を期待できるステロイドホルモン剤と甘草エキスが 強弱はあっても同じ!?
副作用もある?これはいかがなものでしょうか?
その質問をお客様からスタッフがいただいてから、私は何とか答えが 見つからないかいろいろ調べてまいりました。やさしい消炎剤、副作用を 心配しない消炎効果として36~37年使用してきた成分である甘草 ですので、私としてもあいまいに済ませられない責任もあります。
しかしステロイドを勉強していくと内服ステロイドと漢方で内服して いる甘草との関係は確かに偽アルドステロン症、低カリウム血症など 出てきますが、外用ステロイド様成分としての甘草の副作用は見当たらない だけでなく、甘草(グリチルリチン酸)は、分子量的にも問題なさそうに 感じられます。

しかし、そのようなサイトでは、単純に言うと“甘草には ステロイドとまったく同じ効果がある!注意したほうが良い!”と書かれ ています。そうこうしておりましたら今年突然、そのようなサイトに私を 納得させてくれる答えを寄せてくださった方がいらっしゃいました。

匿名の方がよろしいのでしょうか?大変すばらしい研究者の方がご意見と して寄せてくださった投稿の内容に、私も本当に納得できる答えがあった のです。

なんとそれは昭和15~16年にグリチルリチン酸ジカリウムを 開発された先生からのご意見でした。

開発者の先生によれば、副作用は 内服に限られます。とはっきりおっしゃっておられ、その裏付けとして、 当時内服と同じ効果を期待して慶応大学の教授や北里大学の教授に外用効果の 臨床をお願いしたのだそうですが、そのような効果は得られなかったため、 ステロイド効果はうたえなかったとおっしゃっていました。

この投稿を拝見して私もすっきりとすることができました。

まさか研究者 の先生が良いご意見を投稿してくださるとは思ってもないことでしたが、 お人柄の良さがとても感じられました。ということで、甘草のステロイド様 副作用は外用としては考えられないということですので、皆さん安心して ご使用くださいね!


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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。

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