NO.0650 季節のトラブルー夏の老化対策ー

ようやく関東地方でも梅雨が明けたようです。今年は出張先でも雨に結構当
たりました。中々梅雨らしい梅雨だったかもしれません。ただ梅雨明けとな
れば冷夏の予想が一転しかなりの猛暑が予想されています。既に熱中症など
チラホラ耳にしますので、結構きつい夏なのかもしれません。でもやっぱり
暑い方が夏らしくていいですね!

さて、強い紫外線、流れる汗、湿度と夏特有の状況に入ります。肌表面は
しっとりとして、特にトラブルは感じず、日中は一応日焼け止めはされると
思いますが、「化粧水をつけると同時に汗が噴き出る!」とおっしゃるお客
様、「クリームなんてつけられないよ!」とおっしゃるお客様の声をよく耳
にします。一般的には夏はお手入れの必要性をあまり感じない季節になるわ
けですが、お手入れ不足は2~3か月後のお肌に現れてきます。ということ
は9月、10月ごろにお手入れ不足であった肌は、どのような形にしろトラ
ブルが現れてくると思っていただかなければなりません。特に20代後半ま
では肌の持っている活力が、少しお手入れをするだけで肌を元に戻してくれ
るように感じますが、30代も後半になると、自然にトラブルは改善せず、
知らず知らずに老化していきます。大切なことはどこで気が付くかです!

以前にも何度かお話ししましたが、トラブルには毒素の影響を強く受けるト
ラブルと、老化の影響を強く受けるトラブルがあり、これらを分けて考えな
くてはなりません。毒素系トラブルは炎症を伴うトラブルなのでニキビや
成人型ニキビ(月経疹)、カブレ、湿疹などのトラブルで、老化のトラブル
は、若い時はほとんどニキビが出なかったキメの細かい肌で、自然に体内外
のアクシデントを受けながら加齢に伴い老化していくトラブルです。今回は
夏場に感じにくい、この老化トラブルに焦点を当ててお話しさせていただき
ましょう。

老化トラブルには二つの系統があると考えます。老化に対して体内ケアをし
っかりして、加齢によるトラブルをできるだけ阻止しながら老化トラブルに
対応しているタイプと、老化しやすい肌に加速させるようにトラブルを進行
させる強制老化タイプです。どなたも強制的に老化させようなんて思ってい
ないはずですが、結果的に老化を促進させてしまうということです。老化阻
止タイプは、体質的遺伝的に老化しづらいタイプ、例えば白髪になりにくい、
シワが少ない、フェースラインがたるみにくい等、また努力によって、体質
を強化するタイプ、生活でのストレスを受けない努力、環境でのストレスを
受けない努力をしっかりするタイプ。単純には元々若々しい遺伝子を持って
いる人と、楽しみを見つけて上手に生活している人、食生活をしっかり見直
している人、スキンケアを若いうちから実行している人等、というタイプに
なります。それに対し強制老化タイプとは、自分で悪いと思っていなくても、
ストレスをため込んでしまったり、タバコ、お酒、夜更かし、食生活もあま
り気にしない、良くない生活習慣をしてしまっているタイプです。また、紫
外線防止やスキンケアに対してあまり気にしないタイプということになりま
す。強制老化タイプは、これらのことがすべて入っていなくとも、この中の
いくつか入っているだけで見た目の老化を促進させてしまいます。もちろん
自分のことを見直して、少しでも正しい方向に行く努力をすれば必ずその効
果が出ることも間違いありません。

それでは、真夏に入るこの時季、スキンケアチェックを行ってみましょう。
・屋外スポーツやレクレーションはあまりしない。
・1年中の紫外線防止を考えて実行している。
・この時季、少し前から紫外線対策をしている。
・基本的に毎日、メークをしていない日もクレンジングをしている。
・毎朝、ファンデーションをきちんとつけている。
・夜のダブル洗顔はもちろん、スキンケアは気にして実行している。
・食生活を含む生活習慣を気にしている。
・便秘、下痢をしない努力をしている。
この8つの項目うち、チェックが3つ以下の方は要注意です。キメの細かい
きれいな肌質の方にとっては老化促進になってしまいます。また、成人型ニ
キビの方もほとんどが元々乾燥肌のキメ細かなタイプが多いので同様の注意
が必要です。

先ずできることからということで、紫外線対策はしっかりしていただき、夜
のスキンケアは汗が気になっても最低はしていただいた方が良いでしょう。
肌は強い紫外線を受けて活性酸素が発生すると、メラニン色素を作る細胞活
性が過剰になり、シミとして色素沈着させやすくする上、コラーゲンにもア
クシデントを起こし、シワやたるみの原因にもなります。大切なことは、ま
ずメークアップをすること!そして、SPFやPAを意識してベースクリー
ムやファンデーションを選んでください。もちろん夜のスキンケアも強制的
に老化させたくないと考えたらいつもより心がけて、肌に合ったお手入れを
してあげることで肌は随分若返ります。

そして夏は特に、便秘や下痢が体力に大きな影響を与えますので食生活を見
直してください。食生活では基本的に色の濃い野菜、βカロチンやリコピン、
赤魚のアスタキサンチンなどは心がけて食してほしいところです。色の濃い
野菜や赤魚には活性酸素を取り除く抗酸化物質が多く含まれています。そし
て肌には良質のたんぱく質が必要です。夏こそ老化対策を考え、生活パター
ンを見直す良い機会と考え、暑さや汗に負けずに、できることからしっかり
改善していきましょう!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。

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