NO.0635 季節のお手入れーアレルギーシーズンの肌荒れとお手入れー

近くの大きな自然公園の桜もそろそろ満開です。
桜の花はやはりキレイですね!これから暖かくなる知らせのような気がします。

さて、桜の花便りと同様に皆さんの花粉症はいかがでしょうか?
“一緒にしないで!”という気分の方もいらっしゃるかと思いますが、今年は
少ないという情報でしたが、やはり人によって随分状況は異なります。かなり
の肌荒れを起こしている方も多いので、今日は肌荒れとお手入れを復習してみ
ましょう。

花粉症は簡単にいうと空気中に浮遊している花粉を身体の中に吸い込んで起こる
アレルギーです。あまりに簡単に説明してしまいましたが、現代人の4人に一人
が悩んでいるともいわれるアレルギーで、30~50代にもっとも多く発症する
アレルギーです。この時期風邪か花粉症かわからないという方も割合多く、よく
私もクシャミが2回までなら風邪、3回以上続けて出たら花粉症と考えていいで
すよ!とお話しします。そして花粉症は目の痒みが特徴ですが、重症の方は頭痛
や熱が出る方もいて、目の痒みが重ならなければ風邪と思ってもおかしくありま
せん。しかも鼻水はサラサラの水様のものが花粉が浮遊している間中ずっと続き
ます。お分かりの方も多いと思いますが、花粉症は首から上の症状が主なのです。
鼻水、目の痒み、そして喉のカラカラや咳などにプラスして頭痛等、みんな首か
ら上ですね!ということは当然人肌(顔)にも症状が出て当たり前ということに
なります。花粉といえば日本ではスギ花粉が一般的ですが、約60種以上の植物
が花粉症を引き起こすといわれています。春先ですとスギ、ヒノキ、ブタクサ、
マツ、イネ科、ヨモギが一般的でスギ花粉症の7割くらいの方がヒノキ花粉にも
反応するといわれています。というと1~5月くらいまで花粉症状態が続くとい
うことになりますからかなりの長丁場になります。花粉症の症状が出ると、肌は
アレルギーの原因物質が体内に入っているため、むくみが出てとても敏感になっ
ています。春先は空気の乾燥もあり、アレルギーを起こしている人の肌は乾皮症
状態になって傷つきやすくなっているため、痒みを感じる部分を掻いてしまうと
炎症が起きやすくなってしまいます。特に目の周りと鼻の下周りは痒みと鼻水の
関係で特に悪化してしまいます。主な症状はカサツキと痒みです。

今日はそんなときのスキンケアをお話ししましょう。ほとんどの花粉症の方は、
頭がボーとしたり鼻水がひどかったりして、あまりスキンケアをしなくなります。
もっともお勧めできないのは荒れた肌に安易に薬を使ってしまうことです。あっ
という間に楽になりますし、キレイになった気がしますが、花粉時期は結構長期
なので、今度は薬の副作用の心配も出てきます。それではスキンケアはどうする
のかというと、基本的にはこすらないで、やさしくケアをしていくことが大切な
のですが、まずは肌にやさしいピュアなオイルを用意してください。色素、香料、
界面活性剤などが配合されているオイルは悪化の原因になりやすいので注意しま
しょう。ピュアなオイルを入手したらそのオイルを会社から帰ってすぐに顔につ
け、クレンジング剤をやさしく重ねてから良く濯ぎ、洗顔してください。ここで
使う洗顔料もやさしい物を選んでください。例えばアトピー対応タイプのような
ものが良いでしょう。よく濯いだ後、すぐにまたオイルをつけてタオルまたはキ
ッチンペーパーで押えて、化粧水、保湿剤などをつけてください。帰ってからす
ぐに洗顔をすることによって、花粉が肌から離れ、鼻の中もすっきりします。
その後、まだ早い時間ならプレスとパウダーのようなパウダーをつけて花粉や
ホコリがつかないようにしてください。入浴前は、パウダーであればクレンジン
グはしないで、軽くオイルをなじませて入浴し、シャンプー、リンス類の後洗顔
をして濯いでからオイルという手順です。その後は会社から帰ってすぐのお手入
れと同じですが、オイルをつけてから化粧水をしっかりなじませて保湿剤です。

以前にも何度か紹介していますが、“桃肌爽”という紫根、当帰、カミツレが
配合された油性クリームは、クリーム基剤が抗アレルギー物質のαリノレン酸を
含んでいる馬油で作られていますので保湿にもアレルギーにも期待できます。
また、“桃肌爽”を入浴前カサツキのひどいところにたっぷりとつけて30分
くらいしてからオイルを重ねて入浴するのも改善マスクのようになります。
とにかく保湿が必要なのですが、入浴後は温まるために血行が良くなり痒みが
出ることがありますので、掻いたりしないことが大切です。もちろん各ケアは
擦らないように注意することが大切です。朝もオイルをつけてから洗顔、化粧
水の順に行い、メークは肌の保護になりますので必ずしてください。そしてもう
一つ、マスクも蒸れたりゴムの部分でかぶれたりしますので二種類ほど用意して
接触を防いでくださいね!アレルギー中はとにかくやさしくケアを繰り返すこと
が大切です。特にデリケートな目の周りは気配りして後のことも考えてください
ね!まだしばらくはつらい日が続くと思いますが、ケアを実行して乗り切って
ください!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。

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