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NO.0334 季節のトラブル―フェイスライン、はえぎわの湿疹―

25日は中秋の名月でした。昔から満月にはパワーがあるということで、
お月見という習慣ができたそうです。
忙しいと忘れがちな、旬の癒しですね。

近頃の私は、皮膚トラブルの多かった夏の名残で大忙しの「お肌の学校」を
展開中ですが、今回のトラブルは、残暑の厳しかった夏のフェイスライン、
はえぎわに発生する、あせも状湿疹について勉強してみましょう。

はえぎわの湿疹は頭皮に入り込んで、かゆみの原因になることも多く、
とても厄介なトラブルです。
状態としては、思春期にお子さんの額などに発生するニキビ状湿疹と
同じものです。結構お悩みの方が多いトラブルなのですが、
メルマガでは初めての勉強かもしれません。

まず、ニキビ(思春期型)と湿疹について復習してみましょう。
思春期型ニキビは、10~15歳くらいに、性ホルモンの分泌が始まり、
幼児期~青年期への体の変化により皮脂腺という、産毛が発生している
毛穴が活性されて皮脂が出るようになります。この時期に遺伝的に
ニキビが出やすい体質という子供たちがおり、一定期間、異常に皮脂腺が
大きくなり、ニキビが発生します。
ニキビを専門的には「面疱」といい、その面疱の毛穴が閉じているものを
白ニキビ、毛穴が開いて黒く詰まっているものを黒ニキビ、面疱に
皮膚常在菌のアクネ桿菌が影響して赤く炎症を持ったものが赤ニキビ、
それに膿が発生するものを膿疱ニキビ、色々なタイプが皮膚表面に
混在するものを集族型ニキビと呼びます。
年齢に関係なく、医学的に「尋常性挫創(ざそう)」という名称もあり、
またの名を「アクネ」とも呼ばれます。
ということは、ニキビは性ホルモン、特に男性ホルモンと、アクネ桿菌が
発生→悪化のキーワードになるということです。

次に湿疹ですが、これは皮膚に起こる炎症のことです。
急性期は赤く炎症を持ち、ジュクジュクとブツが出ます。
かゆみを伴うものが多く、次にカサカサしたり硬くなったりして
慢性トラブルに発展していきます。

湿疹もアレルギー性と、そうでないものがありますが、夏~夏の終わりに
発生する、はえぎわや耳下腺あたりのものは、ブツブツ細かい発疹と
かゆみのあるものが多いのが特徴で、汗と接触がキーワードになります。
発生部位としては、顔面中央部にも発生しますが、特に額から頭皮は
多く見受けられます。

いかがでしょう?
ニキビと湿疹、根本的な違いをご理解いただけましたでしょうか?

今回のトラブルのポイントは湿疹の周辺が赤くなっているということです。
これは色々な意味で皮膚表面、皮脂膜のpHバランスが悪くなり、
皮膚の保護力低下が原因によって起こるものです。
そのために何かが接触することで悪化してしまうのですが、
その接触物は、意外に身近なものが多いのです。

例えば、夏の多汗によって皮膚表面が弱ったとします。
そこに不潔にした毛髪やワックス等の付着した毛髪が接触しても
十分原因となります。また、汗が付着し時間の経ったハンカチ、
帽子等も原因になるでしょう。
それに、SPFの高い日焼け止め、夏用ファンデーション類の
クレンジング未使用などが主な原因になります。

そして東洋医学には、額は神経系のトラブルの発生しやすい部分で、
赤い丘疹は糖質の好きな人に起こりやすいという考え方があります。
ということは、これらトラブルは、自律神経バランスがとれにくく
なっている夏バテの現れということにつながってきます。
フェイスラインも同様で、耳は腎の働きを見るところですので、
耳下腺あたりの湿疹や丘疹は、水分の取りすぎや冷えを
考えなければなりません。

トラブルが発生するということは「あれっ!トラブッちゃった!」
というよりも、トラブルが発生する体質に偏ってきていると
考えた方がよいのです。

幸い、夏の終わりの湿疹は、秋を受け入れ、正しい手入れを
していただければ、かなり回復が早いのですが、薬剤の乱用や
触りすぎは慢性のトラブルにしてしまいがちになりますので
注意してください。

手入れのポイントとしては、シャンプーをしたらキチンと乾かして寝る。
痒みのあるときはリンスを控える。ダブル洗顔は大切ですが、
オイルクレンジングなど合成の強いものは避け、こすらないようにする。
トラブル部分は色素、界面活性剤、アルコール等の入った刺激の強い
コスメは避ける。
まずこの辺りの手入れから入っていただければ回復は早いでしょう!
がんばって実施してみてください!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
  
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