NO.0680 豆知識ーストレスー

良い天気が続いています。来週からまた寒くなるようですが、コートなしの気
分は久しぶりのいい感覚でした。と思っておりましたら、夕方から移動した大
阪は大雨…。なんだか残念な気分でした。そして花粉アレルギーもかなりなよ
うで、花粉対策グッズの売り上げがアップしているようです。やはり今年は昨
年に比べて255%の予想が出ていますので、マスクやメガネ、更には衣服を
しっかり叩いてから家に入るなど注意が必要のようです。さて3月も終盤に近
づき、寒暖の差が激しい日が多くなります。そこでここでも何度かお話しして
いる、心と体、そしてお肌にも関係の深いストレスについて復習してみましょ
う。

“風邪は万病の元”という諺があります。これは、風邪は誰でもひくもので軽
く見られがちですが、侮っていると大病の原因にもなりうるので気を付けまし
ょう!ということですね!これと同じように、現代では“ストレスは万病の元”
と考えてよいほど我々には関係深い問題になってきています。昔の諺は、栄養
面、生活水準や薬など色々な面からの言い伝えなのですが、私たちの身近で、
しかも気づきにくいストレスを放っておいては絶対ダメ!ということになるの
です。ストレスとは、生物学的には“何らかの刺激によって生体に生じた歪の
状態を意味ししている”とウィキペディアにはあります。ブリタニカ大百科事
典には“刺激により引き起こされる非特異的な生体反応、生体に加わる力をス
トレッサ―、それによって起こる生体の反応をストレスという”と書いてあり
ます。自分の自覚があまりなく反応しているというのは理解できますね!私は
長い間肌トラブルのアドバイスをさせていただいていますが、40代以上の方
には、トラブルそのものではなく、人相や肌色にその方の生活やものの考え方
などが出ていると感じています。たとえ80歳であっても美人さんはたくさん
居られます。それは若い時の見た目ではなく、内面充実度および外面充実度の
バランスとでもいいましょうか、一言でいうと“幸せ度が出ている”と美人さ
んになっていきます。

“慢性疲労症候群”という病名を耳にしたことがありますでしょうか?この病
気は1980年代に米国で報告されたもので、原因不明の強い全身倦怠感、微
熱、リンパ節の腫脹、頭痛、脱力感や思考力の低下、抑うつなど精神神経症状
などを発症します。原因は不明という説や脳の炎症という説、色々あるのです
が、免疫学の権威安保先生は低体温に原因があると言われています。確かに先
進国、日本、米国、ヨーロッパで急増している病気で、うつ病といわれている
人たちの中にもこの慢性疲労症候群の方が実は多く、対処法も現在は難しいと
されているわけですから、免疫力をアップする努力でストレスから解放される
のであれば本当によかったと思えるでしょう!私はあまり勉強熱心ではないの
で、自分の好きなタイプの先生の本しか読みませんが安保先生のおっしゃるこ
とはよくわかります。ストレスは自分では感じにくいもの!ストレスを感じて
いる人はストレスが原因のトラブルを逆に感じづらく、根本的にはストレスを
解消している人が多いようです。

それではストレスを溜めこみやすいタイプの特徴を挙げてみましょう。
1)仕事のことをずっと考えているタイプ
2)何事においても完璧にやりたいタイプ
3)自己分析、自己批判を繰り返すタイプ
4)人にノーと言えないタイプ
5)話し合うことが苦手なタイプ
このようなタイプの方は要注意ということになります。そして体温が36.4℃未
満の人は最もストレスに対して弱い体質ということになります。

さて、ストレスに対応していくためには自律神経のコントロールがとても大切
です。仕事や学校などが終わり自宅に帰ってから後は、頭を切り替える努力を
してみましょう。働き、活発に思考する交感神経とリラックスする副交感神経
の切り替えが上手にできるスイッチを作りましょう。そのためには、よく笑う
こと!楽しい!と感じることが大切です。男性と女性を比べてみると、年齢が
上になってくると特に男性は表情があまりなくなってきます。これはとてもい
けないことで、常にリラックスさせるためには笑う!楽しむ!が最も重要です。
そして次に何をして楽しもうかと計画を立てること!誰かに誘われたら“楽し
そう、行きたい”と思うことが大切です。そんなとき“もし何かあったらどう
しよう””行けなくなったらどうしよう”等と、後ろ向きに考えてしまうこと
はストレスが入りやすい状態、またはタイプと考えてください。そして何事も
自然に改善する努力が大切です。まずはウォーキング!ほんの15分で良いの
で毎日歩いてみましょう。身体を動かすことはとても大切ですのでストレッチ
でも良いですし、スイミングも良いでしょう。そして食事はよく噛んで、日本
人の体質に合った食事を摂るように心がけ、味噌汁を毎日いただくようにしま
しょう。そしてもうひとつ、冷たいものは夕方から夜は避けてください。体温
36.4℃が目標ですのでここは守りましょう。それから気を付ける努力の必要な
ものとして“甘いものを控える!”これも大切ですね!安保先生の説によると、
すぐにエネルギーに変わる甘いものは「甘いものを食べる→動かない→筋力が
衰える→低体温→慢性疲労症候群になりやすくなりエネルギーが必要→甘いも
のを食べる」という悪いサイクルを作ってしまうようで、せめてジュース、コ
ーラ、スナック菓子はやめましょう。そして現代における陥りやすい部分のひ
とつ、人とのコミュニケーションというところでは、携帯電話やPCなどの電
磁波も忘れてはならないストレス要因なので、リラックスタイムでの使用は避
けた方が良いと思います。これから気候も良くなりますので気分も新たに上手
なリラックス法でストレスから身体を守っていきましょうね!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。

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