NO.0168 季節によるトラブルとお手入れ

立春も一ヶ月過ぎているというのに、正に冬の気候!三寒四温を感じている
この頃、体調を崩していらっしゃいませんか?今年は花粉の飛散量も少ないと
聞いておりますが、そういう年にアレルギーを発症される方が結構います。
先週も注意いたしましたが、「夜更かし」は避けてくださいね!

さて今日は、冬の体感とはいえ、日差しは既に3月ですので、紫外線とお肌の
お話しをしてみましょう。

基本的にいつもお話ししているように、紫外線対策は、一年中心掛けて
いただくことが大切です。紫外線自体は一年中降り注いでいるわけですので、
夏だけ気をつけるというのは、最も初歩的なスキンケアミスになります。
ただし、いつもこの時期にお話しするのは、紫外線は2月ぐらいから強くなり
始め、5、6月にはピークになるからなのです。
冬の乾燥したお肌に、急に強くなった紫外線は、とても危険な皮膚トラブルの
原因になるのです。
そこで先ず、簡単に紫外線とは何か復習してみましょう。

太陽光線は紫外線、可視光線、赤外線と三つの部分に大別されています。
その中で、一番エネルギーの強い光線が紫外線です。日焼けはこの紫外線に
よって起こると、考えていいでしょう。
さらに紫外線は、波長によってまた分けられ、近頃よく耳にする、UV-A、
UV-B、UV-Cの三つに分けられます。(UVとはultra violet紫外線の略)

UV-Aは、肌の真皮という深部まで届き、肌の弾力を保つコラーゲンを
こわす酵素を増やし、シミ、シワの原因になります。
また、UV-B、CはAよりエネルギーが大きくなり、細胞を傷つけて、
活性酸素を増やし、肌の老化の原因となります。

日差しを浴びる仕事やスポーツをされている方は、日焼け後のスキンケアは、
必ず心掛けていただかないといけません。
特にオゾン層という地上20~30kmい広がる、厚さ約3mm程の、有害紫外線から
守ってくれる層が破壊されてきているということで、皮膚ガンの発生まで
増えてきているのですから、日々のケアは欠かせないことになります。
特に1日の内で、紫外線が最も強いのはAM10:00~PM2:00頃ですので覚えて
おいてください。

私の場合、いつもお話しするように日焼け止めは朝起きた時からと考えています。
カーテンを開けた時点で、既にサンスクリーンはしておいていただきたいと
思っています。エッ!そんな朝早くから? とお考えになる方もいらっしゃると
思いますが、私共の指導の中に、朝起きた状態の肌に、保護効果とマイナス
イオン効果の散乱パウダーをすぐ使用するという指導があります。
これはシミを回復させる3つのポイント
1)紫外線を避ける
2)代謝を高める
3)正しいケアをする
の中で、この1)をケアする大切なポイントになってきます。
ご存知のように、紫外線を浴びた肌は、紫外線から肌を守ろうとメラニン
色素を発生し、それがシミとして沈着していきますので、まず、このあたりの
生活習慣が皮膚トラブル、特にシミに対しては回復の鍵になっていくのです。

紫外線防止剤も昔ほど皮膚への負担は、なくなっています。
ベビー用の日焼け止めというものもあるほどに、防止剤の安全性も高まって
いるのです。それでも日焼け止めは、カブレの原因になりやすいので、やはり
注意して選んでいくことが大切です。

よくSPF30のものよりSPF50のもののほうが良いのですか?という質問を
受けますが、メイクをしていればファンデーションにも防止効果がありますので、
こと肌(顔)に関しては毛穴をふさぐほどのSPFもPAも入らないと思います。
日常生活ではSPF20~30、PA+くらいで十分かと思います。
あまりSPFの高いものを使用すると、クレンジング剤もかなり皮膚に負担の
かかる洗浄効果のあるものを使わないとなりませんので気をつけてください。
春先の紫外線を侮ってはいけません、特に肌自体がまだ冬の状態の時は、
真夏の用心深さで対応していくことが大切なのです。

とにかく紫外線対策は、1年中の心掛けが一番大切なのですが、日焼けは1年で
三歳肌を老化させるという教えどおり、気にして実行していくことが大切です。
ただし、日焼け止めクリーム類は、毛穴に強く密着しますので、成人型ニキビ、
敏感肌アレルギーの方には、先ほどのパウダーをいつも用意し、朝のクリーム類の
上からつけて、パウダーファンデーションを使用するという、ひと手間かけた
日焼け止めをお勧めします。
この方法は、肌の負担を大変少なくしてくれ、しかも肌の酸化を防ぎます。

そんな注意をしていても、日焼けした場合は、ダブル洗顔で、できるだけ早く
メイクを落とし、ローション湿布や、入浴中のオイルパックで素早く癒して
あげてください。このときのオイルパックのオイルに、トコトリエノールという
スーパービタミンE入りの物を使用すると、通常のビタミンEの60倍の抗酸化
作用で、肌本来の力を取り戻してくれますので、選択肢の一つに加えてみるのも
いいでしょう。

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
    
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