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NO.0722 ≪豆知識ー心の病気ー≫

すごい気温差ですね!半袖を着ている人がいたと思ったら次の日は雪ですよ!
気温差20℃だそうでびっくりしましたね!その上花粉とPM2.5が重なり
紫外線は2月中旬には急上昇です。2、3月はアレルギーの方にも皮膚トラブ
ルの方にも結構ダメージがある時期になりますので体調、お肌の管理はその時
の肌に合わせてケアしていってください!基本的には一年中の紫外線防止が大
切ですので、もう一度見直してくださいね!

さて今回は、春を迎えるに当たり心の病気の勉強をしてみましょう。心の病気
というと何?と思われる方も多いと思いますが、現代社会において心の病気は
びっくりするほど身近にあります。例えば自閉症や学習障害、ひところ騒がれ
た青い鳥症候群、登校拒否症や引きこもり、五月病なども心の病気になります。
調べてみますと心の病気はすごく範囲が広く、また身近にあると感じます。現
代日本では「四大疾病」の癌、脳卒中、心臓病、糖尿病に加えて精神疾患が加
わり「五大疾病」と言われるようになりました。なぜ「心の病気」がこんなに
増えたのか?ということになります。その原因をいろいろ調べてみると「無意
識の神経疲労」という考え方に当たります。日本において、高い水準の文明社
会では肉体を酷使することが少なくなり、肉体的には楽になったはずなのに、
科学的文明社会に適応するため「無意識の神経疲労」が蓄積され、大きなスト
レスを発生させているという説です。確かに情報量の多さは昔とは比べ物にな
らないですね!そしてストレスの蓄積、神経疲労、栄養バランスによって脳機
能の低下が現れ、バランスが崩れていくというものです。そしてもう一つの説
は2000年ころから日本で使われるようになった「SSRI(選択的セロト
ニン再取り込阻害薬)抗うつ剤です。薬学関連領域分科会という会の研究報告
に国際的にはSSRIの有効性が確認された適応は「重度のうつ病」「重度の
強迫性障害」「重度のパニック障害」など、かなり重症の状況で使用されてい
るのですが、日本では「軽いうつ状態」にまでその適応が拡大されているとの
ことです。そして有害反応について衝動性亢進、禁断症候群と依存性、性機能
障害などが挙げられています。日本での処方を少し調べてみますと、副作用の
少ない新抗うつ剤といわれ、普通に処方されているようです。ルボックス、デ
プロメール、パキシル、レクサプロ、ジェイゾロフトという処方薬名です。こ
れら処方剤の離脱症状はめまい、頭痛、吐き気、手足のしびれ、朝起きられな
い、夜眠れない、自殺衝動、他殺衝動などがあります!これは恐いことですね!
衝動とは願望ではありません!体が勝手に動くことなのです!しかし病院では
結構普通に処方されているようですから考えさせられます。ちなみに睡眠・鎮
静剤のデータでは、日本が18億錠で世界一位です。次にイタリアが7億20
00万錠で二位、フランスが2億8800万錠で三位です。処方件数でも世界
一位は日本で1億2千万件、二位は米国とフランスで2000万件というデー
タがあります。つい先日クマザサの会社の先生のセミナーを聞く機会がありま
したが、同じような内容がセミナーで挙げられていました。改めて日本人の
「病院第一主義」「先生の言うことは間違いない」という真面目さが悪い面で
も出ているようです。

改めて勉強してみますと、自律神経失調症とは、検査で異常がない病気!確立
した疾患概念や基準のない病気ということを考えなければならないと思います。
基準を満たせば病名がついてきます!過呼吸症候群や逆流性食道炎、片頭痛等
自律神経の不定愁訴(良くわからないときにつけられる病名)ということです。
自律神経とは、悲しいと涙が出る、心臓が動く、汗を掻く等自分でコントロー
ルできない自動的に働く神経のことで、生きていく上で重要な神経とインプッ
トしましょう。

パニック障害は不安神経症から二分された病気で、急性の強い不安感と発作を
繰り返します。これは私も経験がありますが、本当にコントロールが難しいで
す。でもたぶん軽かったのでしょう。新薬を使わずに改善しました。その時思
ったのは、何でなのかわからない恐怖感!なぜだろう?でした。よく考えると
メカニズムのようなものがあり、そこで東洋医学の助けを借りて克服したんで
すよ!そこで中医学でのうつの考え方をお話ししましょう。中医学では「うつ
症」と呼び、気・血・水の考え方では気の不足と滞りと考えます。“気の力が
ない”無気力な状態なのです。気が不足することを気虚といい、だるい、疲れ
る、眼に力がない、気力がないなどの症状が現れます。そして気の流れが滞る
ことを気うつといい、胸の詰まった感じ、喉がつかえる感じ、気が重いなどの
症状が生まれます。これが東洋医学(中医学)におけるうつ症です。そして、
これをコントロールしているのが“肝”(肝臓のことではありません)といわ
れています。“肝”はストレスに関係が深いとされ、“肝”を休息させストレ
スを解消させなくてはなりません。「気」は食物から吸収されますのでよく噛
むことがが大切です。そして「肝」は血液と関係しますので食生活の改善はと
ても大切ということになります。気が滞っている時にいろいろやろう!という
気持ちにはならないかもしれませんが、できるだけ日本人に合った食生活にし
ましょう。もちろんインスタント食品やファストフード、スナック菓子などは
いけません!必ず味噌汁を取り入れた定食的な食事を心がけましょう。ジュー
スやコーラなども控えて日本茶、ハーブティー、落としたてのコーヒー、一番
良いのは朝晩白湯を飲んでいただければ安心です。そして、なかなか眠れない
かと思いますが、ゆったりとした夜の過ごし方をして横になりましょう。そし
て早く寝る習慣と早く起きる習慣を作りましょう。深呼吸を朝・昼・夜に各3
回程行い、全身に気・血・水が廻っている想像をしてください。信頼できる薬
局、病院で漢方薬を出してもらうのも良いかと思います。

今回は春に向かって“心の病気”の勉強をしてみました。現代病でもあります
ので、ちょっと簡単にまとめてしまいましたが参考にしてください。世界1位
でも薬の錠数、しかも睡眠・鎮静剤では笑えませんから気をつけましょうね!

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